桐の木 実や花の時期
桐の木に関しての 花の特徴や時期 実や葉などの特徴を
載せておきます。場所によっては野山には
よく植わっています。
桐の木は中国原産で、朝鮮を経て日本に渡来したと
されている。高さ10~15mとかなり樹高は高く、
落葉樹で毎年葉を落とし、上の部分に葉や花がつく。
自生しているものは花を下から見る事がなかなかしづらいものもある。
上の写真のものもかなり高いもので、ちょうどいい感じに上の部分が
歩道から見える場所に植わってあったもの。
ある程度成長したような木は花が咲いていても見過ごしてしまい
そうな所に花が咲く。
しかし、そこまで成長していなくても花を咲かせるので
そういう木であればよく花が観察できる。
桐の木 花の時期
桐の木は落葉樹なので冬には葉が枯れる、花の時期は
地域によって異なるが4月~5月ごろに枝端に、大型の円錐花序に
多数の紫色の花を咲かせる。
上の写真のものは4月下旬に撮影したもの。
ある程度は散ってしまっているように見えるので
4月あたりからは、花は咲き始めると思える。
場所によっては5月あたりに本格的に咲き始めていた。
桐の木 花 言葉
桐の花言葉は「高尚」
こちらの花言葉の由来は、中国の神話が元であるようで
霊鳥である「鳳凰」が桐の木にのみ止まるとされ
神聖なものとされていたようです。
日本の野山に自生している桐が成木にまで
成長してしまうと、花がほとんどの場合目視しづらく
なるので「高尚」という花言葉は
実物をみるとなるほどと思える所があり。
中国の話もこのように自生しているものにちなんで
つけられたかどうかはわかりませんが
なかなかよく合っているような花言葉に思えます。
小さい木でも花が咲き、それは目視してもよく
見えるのでまあそのあたりはなんとも言えない所がありますが。
桐の木 庭木
桐は庭木として植えるにはあまり向いて
いないと思えます。
10~15mとかなり樹高は高く成長は非常に速い
庭木として植えると剪定しないとすぐに
高木になり剪定しづらくなる。
それと下記するような実の為に庭木として
植えるには花後に毎年剪定が必要になるはずです。
ただ木材の素材としてはかなり使えるような
木なので広いような土地があり植える場所によっては
よさそうな感じがする。
国産材の中では最も軽軟であり,加工しやすく,狂いや割れがなく,
仕上がりは光沢があって美しい。
吸湿,吸水性がひじょうに低いため湿気を通さず,また軽軟なわりにはもろくない。
このようなすぐれた特性のため,たんすをはじめ種々の和家具,
建具,天井板,細工物,彫刻,琴,下駄など用途が広く,炭は絵画用,
眉墨
出典 – 世界大百科事典第二版 キリ(桐)
桐の木 実
桐の実は写真のように塾すと割れるようなタイプ。
実の中には種っぽい大きいものもあるが、こちらでは
なく綿毛の方が種にあたる。
綿の部分が種で、風で飛ばされていろいろな場所に
育つ。
これが庭木として植えるのはやっかいな性質
至る所に飛び散って増えてしまう。
例えば、隣の家の庭などなどにも。
フウセントウタなどもこのような綿毛の種をもつ
植物で、こちらもいろいろな場所に飛んでいって
離れたの家や空き地にまでも種が飛んでいってまたそこで成長
していた。
案の定ある程度の期間たったらすべて伐採されて
いましたが。
この桐の実の写真のものも採取するときに、かなり綿毛が
その辺りに飛び散った。
タンポポみたいな感じではなく、もっと粉が
まき散らされるような細かいような綿毛
が飛び散る。
桐の木の葉
種の性質が綿毛のようなのでいたる所に種がとんで
雑草のように伸びてくることもある。
このような葉のものが出てくると注意したほうがいいかもしれない。
桐の葉っぱはすこし五角形のような葉で小さい時からかなり大きい葉
になるのが特徴。
庭になどに幼木の時からこの五角形の葉で
成長が早いものが出てきたら早めに
伐採しておいたほうがいいかもしれない。
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