キンモクセイ 挿し木 成功しづらい

 

キンモクセイの花 多数

 

9月～10月頃にかけて、オレンジの小さい花を
多数咲かせる人気の樹木キンモクセイの挿し木に
ついて解説している記事です。

 

キンモクセイ 挿し木 難しい

キンモクセイ 影

キンモクセイを増やすのは挿し木が適してますが
発根に時間がかかるので、他の簡単な樹木よりかは、
挿し木の難易度はあがり、ほんの少しだけ難しい部類になります。

 

あまり挿し木の管理に自信のない方は
ペット ボトルやビニール袋つかった密閉挿し
と普通の挿し木をするのがおすすめです。

なぜ両方するのかといいますと、密閉挿しは
少しのことでカビが発生しやすく、土までカビに
なるとすべて失敗になります。

 

 

 

キンモクセイ 挿し木 時期

キンモクセイ古い木 多数

 

キンモクセイ の挿し木はいつの季節に始めるのか
というのは
重要なポイントとなります。

 


挿し木 の季節となる時期は４月～６月頃です。
キンモクセイは発根に時間がかかるのでできれば
少し早めのほうがいいです。

やや気温かあがると、少し枝が枯れやすくなるので
早くから挿し木することをおすすめします。

 

ペット ボトルやビニール袋をつかった密閉挿しであれば
高温時期でも可能です。

 

キンモクセイ 挿し木 10 月

 

 

キンモクセイの枝と花
かなり多くの方がこの時期にキンモクセイの花などをみて
挿し木を行おうと思うはずです。

１０月や９月はキンモクセイの花の開花時期ですが、ここからの
挿し木はおすすめできません。

 

キンモクセイの成長期ではなく、さらにはここから
気温がぐっと下がるので
ここから挿し木をすると、暑い時期にするよりも難易度はあがります。
地熱を保つことが出来ないと発根させるのは難しくなります。

 

来年まで期間はありますが、まってから挿し木
することをおすすめします。

 

 

キンモクセイ 挿し木

 

キンモクセイ 幹

キンモクセイの花の付き方

用土に近い部分で齢が若い枝を採取する。

キンモクセイはそこまで固いというわけではないですが
太い枝は加工するのに時間がかかり面倒なので
えんぴつぐらいの太さのものが加工しやすいです。

 

8cm～10cm程に切り分けます。

葉を2～３枚のこして、下葉をおとし葉を半分にきります。
先端部分や葉がなくても穂木として使えます。
ちなみに葉はすぐに枯れ落ちるタイプではなくけっこう
結構長期間残っているタイプです。
（こういう樹木は発根が遅いものが多いですが）

 

枝の土に差し込む方を刃物で斜め45度にカット。

 

さらに先端をくさび状に少しだけカットします。
やや太いものは反対側を1～２cm程形成層を削り出しても付きやすいです。

 

枝が半分ほどつかるぐらいに水に1～2時間浸します。

 

必ずメネデールやルートンの発根剤を切り口に塗り
乾燥させたのち新品の無菌の用土に少し斜めに挿します。

 

 

発根剤を薄めて、水挿し発根は2週間ほどチェックしましたが
発根せずでした。

 

 

キンモクセイ 挿し木 やり方 ペット ボトル

ペットボトル 挿し木用

写真のようにペット ボトルを
切り分けてから、下に新品か殺菌した用土を
いれます。そうでないとカビやすいです。

 

作った挿し木を用土に挿しますが
水をやるときに上からながしこむ場合に

挿し木の切り口の所にかかると腐りやすいものも
あるのでできれば中央付近は空けたて挿したほうがいいです。


ペット ボトルの下を少し抑えて、上を押し込んで回すように
すると、しっかりとはまります。

 

毎回ペット ボトルの上下を分解するのは面倒なので
水をやるときはキャップを外していれると楽です。

 

密閉挿しは、枯れた葉はカビになるので取り除く必要があります。
キンモクセイの場合は時間がかかるので
密閉挿しする場合はすべて葉を落としておいても
いいかと思います。

 

キンモクセイ 挿し木 成功

 

キンモクセイの花

 

 

キンモクセイ 挿し木 成功させるのは土に、赤玉土 小粒の新品を
使うのかポイントです。
これは切り口から菌を侵入させないためです。

 

上記したペット ボトルやビニール袋を
つかった密閉挿しするというのもコツのひとつ。

普通の挿し木をする場合でも、できる限り枝の水分を
からさないように注意して管理します。

 

キンモクセイ 枝分かれ

キンモクセイは他の庭木に比べてもかなり多数に
分岐しやすい樹木なので、剪定するときであれば、太目の枝を利用すると
挿し木は成功しやすいです。


細いものよりかは、枝の中の養分が多く枯れずらいので
半年ぐらい外の半日陰の場所で挿し木して放置しているだけでも発根すると
いうことはあります。

キンモクセイ 木多数

ただし太い枝を利用すると、発根までにかなりの時間がかかります。
半年とかは普通にあります。


必ずメネデールやルートンの発根剤を利用します。

 

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キンモクセイ 値段


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