オリヅルラン 伸びすぎ 小さくする

 

オリヅルラン 画像

 

夏のオリヅルランの成長はなかなか
早くて小さい鉢植えなどで育てていると
よく手狭になるかと思います。

 

オリヅルランは環境がよいとどんどん伸びていき
ランナーで増えていくので伸びすぎて、あたり一体に増えるということもあり得ます。
オリヅルランなどの 科は根が根瘤菌をもっているので肥料を与えなくてもよく成長するのも原因の一つです。
ストレリチアやアスパラガスなども
似たような根をしていて育ててみるとわかりやすいです。

 

オリヅルラン 伸びすぎ

環境がよくてあたり一体に伸びていっています。
これぐらい綺麗に育つといいですが
冬は大抵葉がいたむのでこのように綺麗な状態を保ちづらいです。

もし仮に地植えなどしてしまってオリヅルランが伸びすぎてしまったときに
どのように処理するのがいいのかということを簡単に紹介しておきます。

オリヅルランは増えすぎてしまってもそこまで処理にこまるということはないですが
あまりにも込み合ってくると
虫が寄り付くことがあります。

虫は嫌な方も多いかと思います。
オリヅルランは蛾にはよくかじられます。

それと環境によっては蒸れてあまりよく
はないです、夏に暑すぎるときに水やりを
上からすると蒸れてダメージを受けることもあります。
風通しよく処理しておいたほうがメリットがあります。

 

オリヅルラン 小さくしたい

伸びすぎてしまったオリヅルラン 小さくしたいという場合は以下
のような方法で小さくしたりも出来ます。

 

  • ランナーから小さいものを作る
  • 株分け
  • 葉を切る
  • 切り戻し

 

 

小さくするときにどれを選ぶのも自由ですが各種手間がかかります。

手間としては

ランナーから小さいものを作る

植えこむ必要がある。

株分け

植え替えの必要あり。

葉を切る

横に増えすぎたものは手間がかかる。

切り戻し

縦に成長したものに有効。
横に増えすぎたものには使いづらい。

 

 

ランナーから小さいものを作る

 

オリヅルラン ランナー

 

オリヅルランは伸びていくときにランナー
を伸ばして近くに株が増えて行きます。

このランナーから増えたものは最初は
小さいのでこれを株分けして小さいものから育てるのもいいかと思います。

大きく成長してしまうとかなり伸びるのも早くなりますので、こうすることで
成長も緩やかになり定期的に傷んだ葉を剪定する必要もすくなくなります。

ランナーで増えたものはそのままでも小さい根が多数でてきて、切り取るだけでも
増やすことができるので簡単に小さいものを作りだすことが出来ます。

水耕栽培も行いやすいので、手軽さは
高くそこまで伸びるということはありません。

 

 

株分け 植え替えのときに根を取り去る

オリヅルラン 土の部分

 

 

植え替えするときについでに行います。

株分けして根を減らすことによって成長を緩やかにさせます。

植え替えするときに大胆に根を取り去るの
ですが、凸凹して細くなっているところからきりとると根が痛みづらいです。

オリヅルランの根は水分をよく保っている
ようなタイプのものなので、場合によっては根腐れしやすいです。
痛みだすと夏でもよくダメになっていくようなタイプです。

植え替えあとも、切り口が乾燥するまで
水やりは不要です。一、二週間様子をみます。

 

オリヅルラン 葉を切る

オリヅルラン 傷んだ葉

 

オリヅルラン 小さくしたいときは
葉を切るというのも手軽で簡単に小さくしたい場合には有効です。

傷んだ葉や、変色した葉を優先的に
切り取っていきます。

 

葉を切るときは

付け根のすこし前から
剪定ばさみなどで切り取りある程度の期間置いておきます

この間に水やりは上から行わない。

枯れたあとに残った葉を切り取ります。
取り除きます。

 

手で引きちぎると、綺麗にちぎれなかったり大量に葉がちぎれることがあります。

葉を切るのは大量にランナーが増えて伸びすぎてしまったような場合には数が多すぎて葉を切るだけでは対応しづらいです。

デメリットは根はそのままなので、成長は同じようなのでまた成長し始めると伸びすぎるということになりやすいのが難点です。

 

オリヅルラン 切り戻し

 

高く伸びたオリヅルラン

「切り戻し」とは園芸の用語でよく庭木の育て方などで使われます。
樹木を幹の下のところから
切り取り、再度伸ばすことです。

 

オリヅルラン 切り戻しというのも
伸びすぎたときに小さくしたい場合には
有効な方法です。

切り戻しは高くなったものを中央から
ばっさりと切り戻すという方法です。

パキラ 切り戻しから枝が出ている所

(このように幹の脇から枝を伸ばす)

そのまま伸ばすよりも幹が太くなることで
果実の着果などがよくなります。

 

オリヅルランは樹木ではないですが、縦に伸びてくると
切り戻しに近いことができます。
かなり成長したもので、根が地上にまででてきているような
ものです。

地植えにしていると横に広がって伸びていくので
そこまで高さができるということはないですが
鉢植えのものなどでは、そこそこ高さなどがでくることがあります。

縦に高くなって増えすぎてしまったものを
切り戻しすると、増えすぎたものをコンパクトにできます。

 

オリヅルランは切り戻しするとついでに葉がかなり落ちます。
見た目がガラッと変わるのがデメリットです。

通常の樹木などは行いやすいのですが
オリヅルランは形状がロゼット型なので 切り戻しはすこし行いづらい所があります。

ある程度高さでてきたオリヅルランで
行うことが出来ます。
そこまで大きくないもので行うと、上の部分が全部引きちぎれることがあるので
あまりおすすめはできません。

切り戻しするときはかなり大き育ったもので、屋外などで地植えしていると
横にランナーをのばすのであまり高くは伸びづらいです。

どちらかというと鉢植えのもので伸びすぎてしまったものなどを小さくしたいときに有効な方法です。

 

切り戻し方法

小さいオリヅルラン

 

 

 

オリヅルランの芯の部分を探す。

少なくしたいようなボリュームの部分で
株を剪定バサミなどで切り取る。
(太い根の部分があると、あまり傷つけないように注意して切り取る。)

 

根を痛めてしまったときは水をかけないようにしてしっかりと乾燥するようにします。オリヅルランは根の部分からよく痛みだすことも多いです。
痛みだして腐るとそのまま枯れることもある。

 

 

切り戻すとかなり葉が落ちますので
結構ボリュームが落ちます。

相変わらずランナーから増えるので、あまり増やしたくない場合は
定期的にきりとる必要があります。

 

 

 

 

オリヅルラン 増えすぎ

 

オリヅルランは場所によっては地植えにしてしまうと増えすぎということになってしまいます。環境によってはオリヅルランは外でなにも手を加えなくとも放任していて勝手に育っていくので、いつの間にか
増えすぎということになってしまっていたということも。

 

ランナーからも根が生えて簡単に増えていくので、どんどん倍増して
増えていく所があります。

オリヅルラン 一面に増える

 

写真でもわかるように一面がオリヅルラン
だらけになっています。

ここに植えられているオリヅルランは
ほとんど傷んでいませんが場所によっては葉が傷んだりすると思うので、見た目もかなりいまいちになるかもしれません。

 

 

オリヅルラン 増えすぎた場合

 

  • 対処方法など
  • 切り戻し
  • 小さくしたい(株分け)

 

などの方法である程度状態を維持し続けてすこし簡単にボリュームを少なくする方法などを載せておきます。

※切り戻しは上記したものを参考に

 

 

オリヅルラン 小さくしたい

 

 

オリヅルランが一面に広がって増えすぎて
きたとき、小さくしたい場合などは
株分けするという方法がおすすめです。

 

株分けはある程度のボリュームが必要となります、増えすぎと
いってもそこまで小さいものは対象にはなりません。

 

オリヅルラン 鉢植え

鉢植えだと上ような感じにオリヅルランが
なったときは株分けするには十分です。

 

 

株分け方法

土から引き抜く、太い根は折れやすいので
注意して少しずつ引き抜く。

 

根が繋がっていたりするので
細い部分をきりとり分けます。

 

2かそれ以上に分けます。
このときも太い根の部分があると、あまり
傷つけないように注意して切り取る。

 

 

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