オリヅルラン 根腐れ 枯れる原因No1

 

オリヅルラン 画像
残念ながらオリヅルランは根腐れ
しやすい観葉植物のひとつ。

こぶ状の構造の根なので、ここを痛つけたりすると
腐食して根腐れになっていきます。

オリヅルランの根から養分を
吸いだすような根粒菌タイプの観葉植物なので
肥料は不要。もし与えたかったら薄い少量の液肥ぐらいでも十分。

マメ科植物などの根に侵入してこぶ状の構造の根粒を作り,宿主と共生して窒素固定を行う細菌をいう。根粒菌のうちマメ科に共生する

出典|世界大百科事典 第2版

 

夏の時期の根腐れと冬の時期
の違いなどを簡単に紹介しておきます。

 

 

オリヅルラン 根腐れ 夏の時期

夏場にオリヅルランが根腐れをおこすときは
かなりの割合で、根の部分に問題があることが多いかと思います。

こぶ状の構造の根なので、ここを痛つけたあとで水やりなどをすると、根腐れに
繋がっていきます。

根詰まり

根詰まりから根腐れなるということは少ないですが、オリヅルランのように
根粒菌をもつような植物は
根の成長速度がかなりの早さです。

1年ほど乾燥気味にそだててみて
植え替えしてみるとわかりやすいかと思います。

そのため鉢に余裕があっても根詰まりすることもよくあります。

根詰まりになると、水やりのときに
水が抜けづらいようになります。
このような場合は根腐れになりやすい
ので植え替えを、おすすめします。

 

植え替え失敗

オリヅルランは根がこぶ状の構造なので、植え替えのときに
根が折れたり、傷ついたりしやすいです。
植え替えのときは、慎重に鉢から
引き抜きます。

特に根詰まりか、それに近いような
状態になっている場合はかなりの確率で
根を痛めてしまうと思います。

このために、植え替えのあとは痛んだ
部分を乾燥させるか、
植え替えのあとで水やりはしてはいけない
のですが、ほとんどの方はしてしまうと
思います。

ここから根腐れになるということも
多いパターンです。

 

オリヅルラン 根腐れ 冬の時期

 

オリヅルランは日光を好む観葉植物なので
冬の室内で育てるのには、よく日光か
あたるような場所でないと
根腐れや枯れることになりやすいです。

 

水栽培

オリヅルランはよく水栽培、水耕栽培、
ハイドロカルチャーなどで
育てられる植物のひとつですが
寒さには弱いほうなので、おすすめはできません。

理由はなんといってもあのコブ状のねが
寒さで根腐れになりやすいからです。

なのでハイドロボール、ジェルボール
などを使っての水栽培などは秋ごろに
植え替えることをおすすめします。

 

低温での水やり

オリヅルランは比較的他の観葉植物と比べると耐寒性は
そこまで強いほうでは
ありません。

そのために冬の時期の冷たい水道水の
水で直射水やりすると根腐れに
なりやすいです。

ある程度の時間おいておいて
室内温度とあわせてから水やりします。

オリヅルランは根に水分をためるためか
それなりの期間乾燥にも耐えることが
できます。水やりは控えめで
1ヶ月に一度でも問題ないです。

 

 

虫に根をかじられる

冬に用土のなかに害虫などが潜んで
いるということ、そとで一時的に育てていると用土の
なかにはいってしまうことがあります。
真冬はそれほど活動しませんが、春先あたりになると動き出します

ダンゴムシ、ゲジゲジ虫、カナブンの幼虫
ゴキブリなど。

これは他の観葉植物だと根腐れになる
ということはそこまで多くはないですが
オリヅルランの根の場合は傷つけられると
致命的になりやすいです。

 

 

対策

根詰まりや植え替え

オリヅルランの根は傷つきやすいため、慎重に植え替えを行う必要があります。根詰まりや根腐れの手前の状態でも植え替えをおすすめします。
植え替え後に傷の部分を乾燥させるか根被せ剤を使用すると、更なる根腐れのリスクを減らせます。

オリヅルラン 根腐れ 冬の時期 水栽培 低温での水やり
冬には室内で育てる際に根腐れや枯れるリスクが増えるため、充分な日光が当たる場所を確保することが重要です。
水栽培では冷たい水道水を直射水やりすることを避け、室内の温度に合せた水やりを行います。また、オリヅルランは乾燥にはそこそこ強いので、冬の水やりは控えめに行います。

害虫

虫害の元を予防するため、別の植物と一緒に育てたり
外部で育てた後の移動には注意して確認する。
虫害が発生した場合にはベニカXなどで早めに対処することが必要です。
土の中にいそうな時はオルトラン錠剤などもおすすめです。

 

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