ストレリチア ノンリーフの育て方と枯れる原因
学名 | Strelitzia regine var.juncea. |
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属名 | ストレリチア属 |
原生地 | 南アフリカ |
幹、茎の形状 | |
葉の形状 | 葉は成長にともない殆ど無いものがでる。 |
種、果実、花 | 花で種類が見わけれる。 |
類似 | |
殖やし方 | 株分け |
ストレリチア ノンリーフはバショウ科ストレリチア属の熱帯植物。
原産は南アフリカ。
よくモデルハウスやCMなどで使われているはがない植物。
目次
ストレリチア ノンリーフ 成長
冬もよく室内でも耐えてくれる、成長したものは
日当たりがあまり好くない所でも育ち
乾燥に強いので、あまり手間がかからない。
株が小ぶりの時は丸みおびた茎でやや大きめの葉がついている
成長したものと比べると別の植物のような見た目。
株が成長するにつれてやや角張り固めの茎が出てくる。
葉は株の成長にともない、ほとんど無くなる。(葉がない茎が出てくる)
それにより耐寒性と耐乾性が強くなる。理由は以下による
- 葉の蒸散面責が小さくなり、耐乾性が強くなる。
- 葉は0度でダメージを受けるが、茎のみだとマイナスまで耐えれる。
上の理由もあり、雪が降らない地域であれば成長したストレリチア ノンリーフであれば戸外冬越しも可能。
風当りの強い場所に置いておいても地上部は少しダメージを受けることは
あるが枯れることはあまりない。
ストレリチア ノンリーフの花言葉
ストレリチアの花言葉は
「輝かしい未来」
「寛容」
「恋の伊達者」
「気取った恋」
などがあり、どれもあのストレリチアの派手な感じの
花からきてそうな言葉。
ストレリチア ノンリーフ 花の種類
ストレリチア ノンリーフは花が違うこともありそれで区別できる。
基本的に花以外で見分けるのはやや難しい。
購入時についているラベルはなくさないようにしていたほうがいい。
Strelitzia regine var.juncea.
花の部分がオレンジ色のストレリチアノンリーフ
オレンジプリンスと比べ花のオレンジの部分が小さい。
葉の部分が完全に無くなる。
Strelitzia regine var.OrangePrince
花の部分がオレンジ色のストレリチアノンリーフ
ジュンセアと比べ花のオレンジの部分が大きい。
Strelitzia regine var.GoldCrest.
花の部分が黄色のストレリチアノンリーフ
Strelitzia regine var.Parvifolia.
花の部分が黄色のストレリチアノンリーフ
ストレリチア ノンリーフの育て方
ストレリチア ノンリーフの植え替え
鉢植えの場合、他の観葉植物よりも早めに一回りおおきい鉢に
植え替えしたほうがいい、そうでないと、確実に鉢から引き抜けずに鉢を
壊す必要がでてくる。
5月~8月が適期、良く成長している場合、2年に一度は植え替える。
鉢に植える場合は、鉢底には少量の鉢底石を入れて、観葉植物用の
用土で植え替えを行う、若干乾燥しやすい用土のほうが良い。
ストレリチアノンリーフ 置き場所
冬越温度は5度(成長の度合いにより異なる)
冬は室内で育てる。葉やけは起こしづらいが、室内で育てているものを
すぐに直射日光に当てるのはあまりよくないので、少しづつ日光にならせる。
5月~9月、戸外の日なたに置き育てる。
10月~4月、ガラス越しの日の当たる場所で育てる。
5月~9月の水やりの頻度を多めに用土が乾いたらたっぷりと水を与える。
10月~4月は水やりの頻度は少なめに、用土が乾燥してから2~3日後に与える。
大きく成長すると1~2か月、水をやらなくても問題ない。
根ぐされになる可能性があるので冬は適切に水を与える。
ストレリチアノンリーフの肥料
5~9月の間に化成肥料を2ヶ月に一度用土
の2、3箇所に施す。
ノンリーフのようなタイプの根のものは肥料をほぼ必要と
しない。
過度な肥料はさけたほうがいい。
ストレリチアノンリーフの増やし方 株分け
株分けで増やす。適季は5月~9月
ある程度の大きさにならず強引に分けると
根が引きちぎれて枯れるので株分けは成長してから行う。
根が大根のような固さでかつ細いのものなので、折れやすく
株分けは他の観葉植物と比べるとかなりやりづらい方
ミスすると完全に枯れるので余りお勧めしない。
ただ、なれるとそれほど難しくない。
ストレリチア ノンリーフ 剪定
特に年中剪定してもあまり問題ないが、春か秋ごろに剪定するのが
おすすめ、冬はあまり新しい葉が出てこないのでできれば控えて
おいたほうが良い。
ストレリチア ノンリーフの茎は中が空洞になり、ストローのような構造になっている。この為やや折れやすい。
他の植物のトゲが刺さるとほとんどの場合その茎は枯れる。
痛んだ茎は美観を損ねるのですぐに剪定しても問題ない
その場合は茎が付いている根本の方から剪定して、残ったものを枯れた後ではぎとる
と母体を痛めることがない。残った部分はなかなか枯れないので
しばらく待つ必要がある。
冬に室内で育てていると茎がグニャッと簡単に曲がるものが出てきやすい。
日光量が足りないか風が当たっていないのが原因なのかもしれない。
とにかく曲がりやすい茎が出てきた場合は、結局成長しても簡単に折れて枯れるので。(少し強めの風にあたっただけでも)
早めに剪定しておいたほうが養分を取られず、新しい茎がでやすくなる。
ストレリチア ノンリーフ 枯れる原因
主に枯れる原因は2つが多いと思う、どちらも根が原因と
なるもの。
- 根詰まりからくる根腐れで枯れる
- 水のやりすぎでの根腐れで枯れる
地上部がやられてもさほど枯れる原因とはならない。
根詰まりからくる根腐れで枯れる
ストレリチア ノンリーフの性質上これが一番の枯れる原因と
なっているような気がする。
根は多肉質のようになっているので折れやすく、腐りやすい。
根づまりの起こすと水がたまり根ぐされを起こしやすい。
根がユリ科の植物に似ている、アスパラガス・スプレンゲリー
やソトフオリズルラン に似た大根を小さくしたような感じの根。
これが張ってくると鉢を圧迫しすべて覆いつくし鉢を壊さないと
抜けないようになる。
プラスチックの鉢などはよく膨らんで破れる。
株の成長具合と比べても「根の成長は非常に」早い。
地上部が小さめの株であっても根が鉢を覆いつくしている場合などもあるので
冬に部屋に入れる秋ごろには確認しておくいたほうがいい。
用土に虫が混入すると、冬に根をかじられてそこから
腐り始める場合があるので、虫が生息しづらい乾燥しやすい
多肉植物よりの用土を利用したほうがよい。
水のやりすぎでの根腐れで枯れる
上記したようにストレリチア ノンリーフは根の扱いがやや
面倒な部類の植物。
これは単純に冬に水のやりすぎで根腐れということになりがち。
成長がおそくなる冬は水やりの頻度はすくなくすると良い。
成長したものはかなりの期間水をやる必要がない。
3~4か月は放置したことがあるが問題なかった。
TAGS:成長, 枯れる, 育て方, 花, 花言葉
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