ウツギ 挿し木

 

ウツギはアジサイ科ウツギ属の落葉低木。
かなり種類が多く、日本の野山に自生するものがある。

 

野山のウツギ

 

和名のウツギは幹の中心が空洞
なっている所からくる。
ウツギ(空木)と書く。

 

別名のウノハナ(卯の花) は陰暦4月 (卯月)に
花が見ごろからが名前の由来とされる。開花はやや地域によってことなり
5~7月頃が見ごろ

 

 

 

ウツギ 花 言葉

 

ウツギの花言葉は

「古風」や「秘密」というものがあります。

 

「古風」は花の姿から

ウツギ 花

花が古風な女性を思わせる姿
ということが由来とされています。

ウツギは日本では、古くから親しまれている花で
万葉集にはウツギを詠み込んた
歌か24首もあるようです。

 

 

「秘密」は幹から

 

幹の中が空洞になっているということで
この部分の花言葉 秘密
由来と言われています。

ウツギの幹 空洞

 

モクセイ科のレンギョウなどもウツギと同じように
幹が空洞になっています、こちらは実には効能があり漢方などでよく
使われる植物です。

レンギョウの花言葉は「期待」「希望」「集中力」
などと言われています。

 

ウツギの実

ウツギの実

 

ウツギの実は黒い球形で
先端に枯れた花柱が残っている所につくと
いうのが特徴です。

かなり花柱が長く残ってから実がつきます。

 

 

ウツギ 挿し木

 

ウツギ 花 多数開花

 

ウツギの増やし方には株分けと挿し木があります。
挿し木について方法を載せておきます。

 

 

ウツギ 挿し木 時期

 

ウツギは新しい新梢を4月~6月に挿す春ざし
が行われます。
場所によってことなりますが、花後少しの期間が
たってから挿し木を行うのが理想的です。

 

4月の終わり頃から始めると挿し木がしてある程度たってから
梅雨期にもはいるので穂木の水分が保たれやすいのと
夏の時期に比べると用土か乾燥しずらい時期です。

夏場から始めると挿し木後の管理をしっかりと
しないと水分が蒸発して枯れることも
多いです。

他の難易度の高い庭木に比べると、非常に簡単なものです。
花を切花にしたものの、残りの枝を
使っても付くこともあります。

 

 

ウツギ 挿し木 の 仕方

ウツギ 挿し木 枝の採取

 

充実している新梢を使う、柔らかい新芽は挿し木に不向き。
すぐに発根させることができるので、鉛筆以上の太さのものを
利用する。

 

 

ウツギ 挿し木 切り分け

穂木を剪定バサミで8~10㎝程度に切り分ける

ウツギ 挿し木 葉を落とす
葉を2~3枚程度残るようにして下葉を落とす。

 

ウツギ 挿し木 葉を切る

葉を半分程度に切る。(すぐ発根するので必要ないのかもしれません)

 

ウツギ 挿し木 斜めにカット

一般手的な枝ものであれば切り口斜め45度にカットしますが
ウツギは枝分かれしている所から根がでるので
これも必要はないです、やっておいてもいいですが
せいぜい用土に挿す時に少しやりやすくなる程度。

 

ウツギ 挿し木 水にひたす

挿し穂を『一晩』半分ぐらいまで水にひたす
ここも異なります、ここを一晩つけることによって
すぐに発根します。

ウツギ 挿し木 発根

写真のように一晩つけると、枝わかれしている部分からすぐに
発根します
ただ鉛筆以上の太さのものしかすぐには根が出ないと思います。

最初の一日はよく根が伸びますが、それ以降はそこまで
根が伸びない感じです。
水挿しも可能で新芽ももちろんでてきます。

鹿沼土小粒に割りばしなどで穴をあけて、根をいためないように
穂木を植え付けます。

 

ウツギの種類にもよるかと思いますが、挿し木、水差し
ともに3日ほどで新芽がでてきます、かなり早いです。

挿し木して一週間ぐらいで新芽が開いてくるといった
感じです。

 

 

 

ウツギ 挿し木と同じカテゴリ

 

 

ウツギ 値段


  • 斑入り大紅ウツギ (ウェイゲラ フロリダ ‘バリエガータ’)

    550円

  • 香りバイカウツギ イノセント(イノセンス) 5号 苗木(y13)

    1375円

  • コゴメウツギ 斑入り

    440円