ハイビスカス 挿し木 時期や失敗原因

 

ハイビスカス

 

ハイビスカスはもともと雑種植物であるために
かなり変異に富み交雑種などを含めるとかなりの
種類があるようです、温室などで温度が高い場合は
年中花を咲かせます

 

上の写真のものは2月頃に撮影したものですが
沖縄でもこの時期でも花を咲かせています。

 

ここではハイビスカスをお手軽に 挿し木で増やす方法
載せています。
他の庭木などに比べると挿し木の難易度は簡単な部類
ですので初心者の方も試してみてもいいと
思います。

 

 

ハイビスカス 挿し木 時期

ハイビスカス 白

ハイビスカスは、3月下旬~4月上旬の春に挿し木をおこなうのが
最も簡単に増やしやすい時期になります。
これは一般的にハイビスカスの剪定の時期
なりますので、剪定したものを挿し穂として
利用するといいです。

 

3月下旬の時期はまだ気温が低く風も冷たいので出来る限り
風当たりのない場所
もしくは深い鉢に土を少量いれておこなうというのが理想的です。
これは、風による乾燥を防ぎ枯れを防止するためです。

 

3月下旬の時期から挿し木を行う
理由は挿し木の途中で梅雨期にもはいるので水分が
保たれやすいのと気温が上がり成長期にはいる
時期だからです。

 

 

ハイビスカス 挿し木 冬

ハイビスカス 紫2

 

ハイビスカス の挿し木 冬の時期には
あまり行わないほうが無難です。
ただし冬の最後の3月下旬はのぞきます。

冬におこなって挿し木が成功したとしてもそれは大抵は
気温が上がってから発根したものだと思われます。
もしくは暖かい室内などで管理されたなど。

挿し木を冬におこなう場合には、何らかの方法で
地熱をあげる必要性があります。

 

冬に挿し木を行う場合は、温かい室内での
水挿しを行い充実した根を出してから
植え替えます。

 

 

ハイビスカス 挿し木 土

ハイビスカス 白とピンク

ハイビスカスはPHから鹿沼土は向いていませんので
赤玉土を利用します。

 

浅い鉢に挿し木する場合は
赤玉土中粒をそこに軽くしいてから小粒をその上に
入れてその部分に挿します。

 

使う用土は新品のもので、赤玉土は一度振るい
かけた後のものを使います。その後
鉢底から濁りが出なくなるまで水を流します。

 

鉢やプランターに挿し木する場合は
底にやや多めに鉢底石を入れておくと空気の
通りがよくなり発根が促進されます。
水差しなどから植え替える場合でもやっておいても
いいと思います。

 

 

 

 

ハイビスカス 挿し木 失敗

ハイビスカス 黄色

ハイビスカス 挿し木はコツを抑えているとあまり
失敗はないと思います。
挿し木するには初心者向けといえるでしょう。

 

 

失敗原因は以下のようです。

挿し木する時期がよくない

時期は、上にも書いたように3月下旬~4月上旬の春に行うとよいです。
冬に挿し木すると失敗しやすいです。冬に挿し木すると
ほとんど発根しないので
成長期まで管理し続けないといけません。

 

 

挿し木後、いきなり直射日光に当てる

ハイビスカスはまだ根が充実していない場合は
風当たりの強い場所や直射日光は
置き場所として避けたほうがいいです。

挿し木した直後はまだ給水能力が
低いので、朝に日があたるような半日陰の
場所でないと枯れるので失敗原因となります。

 

 

ハイビスカス 挿し木 発 根

ハイビスカス 紫

地熱が25℃以上の場合約2~3ヶ月程度で
発根して挿し木が成功する。
気温が高い場合はもっと早い期間で発根します。

ハイビスカス 挿し木をしてみればわかりますが難しい
庭木よりも発根はかなりしやすいです。

同じく沖縄にある、アセロラなども成長期に
挿し木するとかなりつきやすいです。
一度やってみましたが挿し木したもの全部
発根した覚えがあります。

 

ハイビスカス 挿し木 育て 方

ハイビスカス ピンク

水分の蒸発を防ぐために挿し木したものの
置き場は風当たりのない日陰の場所
用土は湿った状態を保つ。

 

乾燥を防止するために十分な潅水や葉水を行う。

この際に挿し木したものを動かさないようにするために
じょうろなどで上から水を掛けず。
用土付近からゆっくりと少しづつ水を
流し込むようにする。

 

肥料はある程度発根するまでは控えます。

 

 

 

ハイビスカス 挿し木 方法

 

ハイビスカスの花

 

用土に近い新しい部分の穂木を採取する。
剪定する場合は剪定したものをすべて使う。
枝としては、丈夫で真っ直ぐなもの
鉛筆か少し太い程度のものを選択します。
細くねじれたようなものは、弱い株になりやすいので使いません。

 

葉を2枚程度残るようにして穂木を剪定バサミで
8〜10cm程度の長さに切り分ける
(事前に剪定バサミの雑菌を取り除いておく)

 

剪定バサミで葉を半分程度に切る。葉が大きいものは
かなり小さくしたほうが良い。
手でとる場合は、茎に対して後方にひっぱり葉を取り除きます。
枝が乾燥している場合は、あまり引っ張ったりしないほうが
いいです。なぜなら樹皮が裂ける可能性あり。

 

剪定バサミで穂木の切り口斜め45度にカットして、さらにとがった
先端を少しだけ切る。

 

切り口にメネデールやルートンの発根剤を使用し
新品の赤玉土などの用土に少し斜めに挿す。
(ハイビスカスは発根剤せずにもほぼ付きます)

 

鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと
挿し木が付きやすくなります。

 

 

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