シマトネリコ 挿し木方法

 

シマトネリコ 挿し木

 

シマトネリコ と太陽 画像

 

穂木を採取するまえに穂木への養分(リン酸、カリウムを多めに)蓄積。
リン酸、カリウムを多めに液肥などの即効性のものを与えます。
剪定などで大量に穂木が取れる場合は、事前にやっていると
発根率が高くなります。
あまりこだわりがない場合は気にしなくてもよいです。

穂木を採取する事前の数日晴れの日がつづくほうがいいです。

 

 

シマトネリコ 挿し木 (1)

用土に近い部分で齢が若い穂木を親木から採取する。
採取してから挿し木はできるだけすぐに行います
大量に挿し木する場合、加工するのに時間がかかり面倒なので
つまようじの一回り大きいぐらいの直径のものが加工しやすいです。

シマトネリコ 挿し木 (2)

枝を、8~12cm程度に分けて穂木を剪定ハサミで
切り分けます。少し太い枝はもう少し長いほうがいいです。
葉がないようなものは上下どちらかわかりづらくなるので注意。

 

シマトネリコ 挿し木 (3)

葉を3~4枚のこして葉を半分にきります。
先端部分や葉がなくても穂木として使えます。

シマトネリコ 挿し木 (6)

穂木の土に差し込む方を刃物で斜め45度にカット
さらに先端をくさび状に少しだけカットします。
やや太いものは反対側を1~2cm程形成層を削り出しても付きやすいです。

シマトネリコ 挿し木 (5)

 

穂木が半分ほどつかるぐらいに水に1~2時間浸します。
しっかりと穂木をたてれるような容器が良いです。

シマトネリコ 挿し木 (7)

 

発根剤を使用し、新品の無菌の用土に少し斜めに挿します
鉢やプランターの場合端の部分に挿すと付きやすいです。

 

 

 

シマトネリコ 挿し木 水

 

 

乾燥を防止するために用土から水分を枯らさない
ようにする。
シマトネリコは庭木でもよく夏場に水分を欲しがるので
挿し木の際も水枯れには注意が必要。

 

穂木をぐらつかせないように、少量の水を用土付近に
たらすように与えます。

水をやるのが面倒な場合は日陰でなおかつ
風があまりあたらない場所において管理するといいでしょう。
水場に近いと面倒ではありません。

 

庭木ですので発根するまではそこそこ
時間がかかり、ほとんど変わり映えがなく飽きて管理が面倒になる
という人も多いかもしれません。

 

穂木に残した葉は途中で全部枯れると思いますがそれでも失敗ではないので水を
あたえつづけて管理する必要があります。

 

 

 

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