ガジュマル 挿し木 育て方 その後
学名 | Ficus retusa |
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属名 | フィカス属 |
原生地 | 東南アジア |
幹、茎の形状 | |
葉の形状 | |
種、果実、花 | |
類似 | アコウ ウンベラータ |
殖やし方 | 挿し木 |
ガジュマル(Ficus retusa.)クワ科フィカス属の植物
原産地は、東南アジア、インド、オーストラリア
沖縄などでよく自生しているのをみかけるので寒さには弱いように思えるが
雪の積もらない地域であれば冬でも戸外越冬が可能。
成長するとイチジクのような花を咲かせる。
イチジクコバチがいないと結実しても種は発芽しない
ガジュマル 挿し木 時期
(剪定と同時に行うのも)
挿し木の適期のは5月~9月ごろの
成長期。
他の時期でも挿し木がつくこはあるが、発根しなかったり
時間がかかったりするのであまり
おすすめはできない。
室内で地熱や水温を保てる場合は真冬でも可能。
ガジュマル 挿し木
ガジュマル 挿し木 土
ガジュマル 挿し木はかなり簡単なので
新品の用土であれば特に選ばない。
挿し木用の土は植え替え先と同じ用土を使うと
植え替え時に失敗しづらくなる。
あまりいいことではないが挿し木の土は
新品の用土でなくても可能、ほとんど成功する。
ガジュマル クワ科イチジク属に属して枝を傷つけると白い乳液が出る
これが挿し木の切り口から入る雑菌を阻止することで
それなりに雑菌には強い。
イチジクもこれと同様に白い乳液をだす。
挿し木用の土がおすすめは
- ピートモスとバーミキュライト
- 鹿沼土
- パーライト
を同量づつ混合したもの。
挿し木の仕方
ガジュマル は 気根があれば残しておいたほうがいい
そのまま用土に気根を植え込むだけでも成長が始まる。
細い枝で挿し木を行うとなかなか太くならないので
あれば最初から太いものを使うのもおすすめ。
ガジュマルの用土に近い新しい部分の枝を採取する。
剪定する場合は剪定したものをほとんど使う。
3~4節(7cm~10cm程)に穂木を剪定バサミで切り分ける。葉を3~4枚程度残るようにする。
(剪定バサミの雑菌は取り除いておく)
切り口から出る白い樹液洗い流す。
用土に挿す部分の下の葉だけを切る。
他の植物であれば残りの葉を半分などにきるが、ガジュマルの場合葉は
切らなくていい。
穂木の切り口斜めにカットする。
無菌の用土に挿す。
ガジュマル 挿し木 育て 方
ガジュマルの挿し穂の水分の蒸発を防ぐために
挿し木したものの置き場は風当りのない日陰の場所
がおすすめ。
挿し穂が垂れてくる、または用土が乾いてくる
ようになると水を与える。
あまりにも水をやりすぎると切り口から酸素が取り込めなく
なるので適度に水を与える。
用土の乾燥を防止するために十分な潅水を行う。
挿し木したものを動かさないようにするために
じょうろなどで上から水を掛けず。
用土付近からゆっくりと少しづつ水を流し込む。
挿し木 発 根
夏場の成長期の地熱が25℃以上の場合ガジュマルは約2~3ヶ月
程度で発根して挿し木が成功する。
冬などから行うと 発根するにはかなりの
期間を要する。
ガジュマル 挿し木 その後
挿し木したその後にほとんど植え替えすることも
多いかと思う。
挿し木の経過状態を見てあまり発根していないようであれば
植え替え時期ずらしたほうがいい。
あまり発根していない状態で時に夏場に植え
替えをすると、水分の蒸発により
枯れることも多い。
1年ほど様子をみて2月後半~3月頃に
植え替えすると失敗がすくない。
ガジュマル 挿し木 水差し(水栽培)
ガジュマルは水差しでも簡単に増やすことができる。
室内で管理できる。
ハイドロ用の土などに挿すと植え替えしなくても
そのまま育てることができるので
こちらもおすすめできる。
3~4節(7cm~10cm程)に穂木を剪定バサミで切り分ける。
葉を3~4枚程度残るようにする。
(剪定バサミの雑菌は取り除いておく)
切り口から出る白い樹液洗い流す。
水につけるような部分の葉だけを切り落とす。
ペットボトルなどの容器に切り口がある程度つかる程度の水を入れて
その中に挿し穂をいれて管理する。
水は腐らないように定期的に変える。
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