金のなる木 葉が落ちる原因
金のなる木、品種によっては
気温が暖かくなってきた、春、桜のシーズンに綺麗に花が
咲きます。
これからのシーズンの事を考えるとこころもち
気分も向上していきますね。
しかし、冬になってどんどん金のなる木の葉が
落ちて、春先になっても全然成長しないと
いうこともあるかもしれません。
金のなる木の葉が落ちる原因などを
紹介しておきます。
■金のなる木は普通でも葉は落ちやすい
まず簡単なことですが、金のなる木は
触ってみると思いのほか
葉が落ちてしまって、なにか駄目な症状になってしまったのでは
ないかと思うひともいるかもしれません。
金のなる木はかなりいい健康状態であっても葉を
触るだけでもよく葉が落ちやすい
というのが普通のことです。
多肉植物であれば一般的な事ですが、これから
観葉植物を始めたような人で
あればすこし疑問に思うかもしれませんので。
通販などで買ったときは葉がかなり
おちてしまって届いたりするときも
あるかもしれません、もともと少しの接触で葉が落ちるので、あまり気に
しないようにしてあげて下さい。
■金のなる木 葉が落ちる ナメクジが原因
外に置いていたりする場合にありがちな事ですが。
ナメクジは多肉植物にとっては厄介な存在です、這うことにより
木の幹や枝を腐らせるので、それに
より葉がよく落ちることになります。
ナメクジはほとんど夜行性なので日中は土に隠れますが
夜になると現れることも多いです。
金のなる木の幹や枝に粘りけのある
照り光したようなあとができて
いると用土のなかに潜んでいる可能性があります。
夜にライトなどで照らしてみると、こんな所にもと
いう場所に蠢いていることがありますね。
対策は鉢植えであれば用土がかなり乾燥している状態を
たもっていれば、はいりこむことは少ないです。
用土にはあまりじめじめとしない多肉植物用の
土がおすすめです。
ちなみに、ナメクジは夜にバナナの皮やビールを瓶などに
いれておくとよく捕獲できるようです。
■金のなる木 葉が落ちる原因 化成肥料が多すぎ
これはそこまで多くはないかもしれませんが
もし、化成肥料を入れ過ぎていると
思い当たる節があるのであれば
原因であることもあります。
肥料過多により土のPHなどが崩れたりして、特定の
元素やミネラルなどが吸収しずらく
なったりすることにより、成長に問題が
おこります。
またこの場合は、枝などがひょろひょろに伸びると
いうことも多いです。
金のなる木はほとんど肥料を与えなくても
健康的に成長するので、化成肥料の
場合は年に一度ぐらい少量でも問題ありません。
早く大きく成長させたい場合はあまり
影響がでない液肥がおすすめです。
■金のなる木 葉が落ちる原因 枝が柔らかい
金のなる木の幹が柔らかくなり
腐ってしまった理由のほとんどは
「根腐れ」によるものです。
腐ってきた部分はどんどん葉が落ちることになります。
また、傷口からの菌などの混入で腐る
こともあります。
金のなる木は多肉植物なので
未乾燥の切り口から幹が腐食をおこします。
金のなる木は多肉植物の中でも割と低温に強いので
根腐れにはそこまでなりづらいですが。
下に書く原因と関係していることも
あります。
■金のなる木 葉が落ちる 土が原因
枯れてないけど、葉がどんどん落ちていき
なんとか株を保っているみたいな場合はこの
原因が多いかもしれません。
金のなる木は観葉植物のなかではそこまで
用土を選ぶというわけではないですが、土の配合が
悪いと、用土の下のほうから固まったような状態になり
根の状態がどんどん悪くなります。
赤玉土の小粒ばかり、または庭の所から適当にとってきた
土を利用していると、よく鉢の下の方の部分の
土が粘土のように固まったように
なり用土の空気の通りがなくなります。
こうなってしまうと、どんどん葉が落ちていきますね。
一度引き抜いてみるとわかりますが、このような状態に
なっていると、株の大きさに比べて全然根が張って
いないというような状態の事も多いです。
対策としては当然ながら春先ごろに植え替えを
行います。
用土の配合は以下のようなものが一般的です。
赤玉土4:軽石3:バーミキュライト3
赤玉土は中玉、大型の株であれば大玉とかでもとくに
問題ありません。
室内の日当たりの悪い場所で育てるとき
は乾燥しやすい用土が良いです。
あまり大きくさせたくないというのであれば
多肉植物用の土だけで問題ありません。
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