山吹 挿し木
バラ科の落葉低木、日本や中国に分布している。
高さは約2mほどにまで成長。
山地にもよく自生している。
(春先に山にいくとよく見かけます)
このヤマブキという名前はその名の通り
山で風に枝がなびく姿
の山振という所からきたようです。
(こんな感じの所でなびいていることから)
初夏に枝の先端に黄色い花が咲く。
葉よりも少し大きい質素な花のコンストラストが
なかなか良いです。
同じく黄色い花を春頃にさかせる似ている植物で
黄梅というものもあります。
山吹は八重咲きのヤエヤマブキや、シロヤマブキなども
あり。
どちらも同じような挿し木方法で
増やすことが可能です。
落葉低木の庭木の中では簡単なほうなので
初心者の方も挿し木で増やすのを
試してみるといいかもしれません。
山吹 挿し木 時期
山吹 挿し木の時期は初夏の花の
終わった少しした時期からはじめます。
5~6月頃から始めるのがおすすめです。
理由は挿し木の梅雨期から始めるので
水分が保たれやすいのと用土が25℃辺りになり
発根しやすい時期だからです。
この時期あたりから始めると発根も
そこそこ早くてそこまで長く管理する必要が
ないので良いです。
山吹 の 挿し木
山吹の挿し木は簡単なので、メデールやルートンの発根剤は
不要ですが必要に応じて、挿し木を用土に挿す前に
使っておいてもいいかと思います。
挿し木の仕方
切り口に雑菌が入らないように
事前に刃物や剪定バサミを洗浄しておく。
剪定する場合は剪定した枝を利用する。
用土に近い勢いのある新梢を穂木として
使う、先端の柔らかい部分はやや付きづらいので
少ししたのあたりから使う。
(緑色の部分は控える)
穂木を剪定バサミで8~10㎝程度に切り分ける。
葉を2~3枚残して、残りの下葉はすべて切り落とす。
葉を半分程度に切る。
穂木を水に1~2時間程度ひたして水あげする。
刃物で切り口斜め45度にカット、とがった先端をくさび状に少しだけ切る。
挿し木用の土や、鹿沼土小粒などの無菌の用土に
穂木の半分ほどが土に刺さるように挿す。
鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと挿し木が
付きやすくなります。
ヤマブキは挿し木で増やすのも悪くないですが
2月ごろの落葉中まだ新芽がでていない時期に、株分けで
増やすことが可能です。
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