シャクナゲ 挿し木は難しい ペットボトルでの方法
(セイヨウシャクナゲの画像)
シャクナゲは大ぶりの花で、かなりの数の品種があり
花もそれぞれ特徴が異なりなかなか見ごたえが
あります。
基本的にシャクナゲの挿し木はあまり初心者向けでは
ありませんが、数多く挿し木すると
つくものもなかにはでてきます。
シャクナゲ 挿し木 難しい
シャクナゲの挿し木は一般的な庭木と比べても
なかなか難しいです。
一般的には、「根の強い品種」以外はあまり行われない。
普通の挿し木方法をやってもなかなか
つかないことが多いです。
挿し木の発根途中で穂木が、水分をなくして枯れやすい。
シャクナゲを増やす場合
一般的には、取り木や密閉挿し等をよくつかいます。
シャクナゲ 挿し木 時期
挿し木は難しいので取り木や密閉挿しをおこないますが
早春と秋が適期です。春は前年度の緑枝を
秋はその年の緑枝を利用。
どちらも成長の止まったもの使います。
シャクナゲ 挿し木 方法
挿し木の事前準備
密閉挿しする場合は主に行う。
穂木採取前にリン酸、カリウムを多めに与えて、養分蓄積。
普通に液肥などを与えるのでもいいです。
数週間晴れの続いた後の日を選ぶ
密閉挿し 挿し穂の取り方
穂木を採取してから一連の流れを、すぐに行います。
用土に近くの新しい勢いのある枝を採取します。
このような枝のほうが幼弱性が高く
一般的に挿し木が成功しやすいことが多いです。
穂木を剪定バサミで8~10㎝程度に切り分ける。
葉を4~7枚程度残るようにして下葉を落とす。
剪定バサミで葉を半分程度に切る。葉が
大きいものはかなり小さくしたほうが良い。
刃物で穂木の切り口斜め45度に
カットして、さらに反対側の形成層を1~2cm程削りだします。
できたものを、水に1~2時間つけこむ。
切り口に発根剤を塗る。
これで穂木が完成です。
シャクナゲ 挿し木 ペット ボトル
ビニール袋を使った密閉挿しと、ペットボトルを
つかった密閉挿しというものがあります。
密閉挿しは挿し木の障害ともなる水枯れをなくし
やすい挿し木方法です。
そのため夏場の水分が蒸発しやすい時期でも水分を
枯らすことなく挿し木を成功させやすいです。
今回は2lのペットボトルを使い手軽にできる方法を
紹介しておきます。
は2lのペットボトルを上の方できり、下には新品で
ザルでこした用土と水少量をいれます。
用土は鹿沼8 :赤玉2 に少量の山ごけ、水ごけ、ピートモスの
いずれかをまぜる。
用土には殺菌剤を事前にかけておく。
新品で無菌のものを利用しないとカビやすく穂木か全部駄目になります。
割りばしなどで、少し斜めにあなを開けて
そこに上記で作った穂木を土に半分程埋まるぐらい挿す。
(数が少ない場合)
斜めに挿すのは穂木に刺激を与える意味があり。
挿し木する間隔は挿し穂がとなりの葉と
ふれあうぐらい。固定する意味があり。
上のペットボトルをかぶせてふたをし
密閉状態にしてしまい保水性をあげていきます。
シャクナゲ 育て方 挿し木
水分の蒸発を防ぐために挿し木したものの
置き場は半日陰の場所。
葉水はよく枝全体に行います。
ペットボトルの水がなくなると潅水を行う。
このときは、穂木をぐらつかせないようにゆっくりと
用土付にたらします。
あまり多くの水をいれず、下の方に少したまるぐらいでいいです。
1ヶ月ぐらいで上の蓋をとる。
夏場の密閉挿しの場合約6ヶ月程度でシャクナゲが発根して挿し木が成功する。
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