ニンニク 栽培 枯れる 危険な11の要因
ニンニク栽培に影響をあたえ、枯れる原因となるような
菌、昆虫、ウィルス、病気などをまとめてあげてみました。
①カビ
球根が湿ったような状態になっていると春と夏に
ニンニクにカビが起こりやすい。
土壌の湿度などの問題が関係している。
ニンニクの球根がカビにやられた最初は植物自体は、普通に見えていても
時間がたつごとに葉が黄色く変色しはじめる。
異変を感じて、球根を確認してみるとカビが原因かということに
気付くことも多いはず、根が黒く腐ったようになっていると
カビのダメージで枯れたというような事が多い。
主にカビでニンニクの球根がやられるときは土壌環境や
水やりによる、湿度などによることが主な原因。
②べと病
Peronospora destructorが原因
ニンニクの葉が黄色くなり枯れる
気温15度以上で雨が続くと発症しやすい。
③葉枯病
高湿度で、湿気のある条件下で起こる。
黄色味がかった葉の細かい縦線ができる。
④さび病
Puccinia alliiが原因
この菌は風と共に移動し、涼しく湿った条件を好む。
葉がオレンジ色、黄色い斑点になる。
⑤ニンニクモザイク病
葉がまだらや縞模様になる。
いくつかの異なるウイルスによって引き起こされる。
保存していた種から伝達することや、アブラムシによっても運ばれることもあり。
すべてのニンニクの種類に共通して存在する。
⑥線虫
涼しい気候では症状をあらわさないことが多いが、温かくなることによって
上葉の部分から黄色くなっていく。
さらに茎は鈍くなったり、ねじれたり、腫れたりします。
球根は変形することもある。
感染したニンニクの種のストックを植えることによっても
広がり感染することもある。
⑦オニオンウジ
小さいように見えるウジは、オニオンウジと呼ばれる害虫。
ニンニクの茎に穴をあける。
ニンニクは黄色くなり、萎れてそのまま枯れることが多い。
成虫になると灰色のイエバエのような姿になる。
卵はニンニクの根本に産み付けられる。
⑧ネギアザミウマ
ネギアザミウマは乾燥した天候をこのむ。
ニンニクの葉が白っぽい斑点になる
ネギアザミウマは球根の中で冬眠して、他のウィルスを運ぶこともある。
⑨春腐病
首腐れを引き起こす菌は土壌中の枯れた植物のなかで、増える
暖かくて濡れた天候の中でニンニクの葉を攻撃する。
保管中の球根にも菌は引き継がれる。
症状は茎が黒くてぬるぬるとした状態になる。
普通はハードネックよりもソフトネックのニンニクに影響を与える。
⑩ニンニク乾腐病(フザリウム)
ニンニクの根腐れまたは底腐れは、フザリウムの感染によっておこる。
真夏の気温が高い場合に起こりやすい。
ニンニクがなにかのストレス要因によって弱っていない
限り普通はあまり原因の菌による影響はでない。
葉が先端から黄色くなり、下のほうも黄色くなっていく。
球根はそこまで問題がないように見えるが、保管中に腐る
こともあるよう。
フザリウムは土壌中や人間の住環境中など広範囲に生息
している。
ほとんどすべての、土壌に含まれているようだ。
乾腐病(かんぷびょう)は、根や塊茎などが軟化せずに腐敗する症状を示す植物の病気に名づけられた病名である。フザリウム属菌によるものに名づけられる場合がほとんどであるが、サツマイモ乾腐病のようにDiaporthe(不完全世代:Phoma)によるものに名づけられている例がある。
出典 - https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%BE%E8%85%90%E7%97%85
⑪青いカビ
このカビは(Penicillium hirsutum)という菌が空気中を
移動して、ニンニクの傷ついた部分の上にカビと
してできることが多い。
主にニンニクの収穫後に、乾燥して硬貨させる前に
乱暴な取り扱いや
部分的にカットすることによってできることがある。
球根が青カビになっているものは、種として再利用しない。
Penicillium hirsutumに関する参考
https://www.ppsj.org/pdf/misc-tsuiroku091125.pdf
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