雪柳 挿し木方法 仕方

 

雪柳の画像

雪柳はバラ科の落葉低木、原産地は中国。

春先の3~4月頃ごろに流れるように白い小花がたくさん咲く
のでよく目立つ。

別名をハゼバナ,コゴメバナとも呼ばれている。

 

挿し木で増やすのは非常に簡単なので初心者にも
おすすめ。

 

 

雪柳 挿し木 方法

 

挿し木の時期は2~3月の花の咲く前と
花後の6~8月

花後の6~8月は挿し穂の乾燥に注意して
挿し木を行う。

 

 

雪柳はどちらの時期に行っても容易に
挿し木がつく。

 

 

雪柳 挿し木の仕方

雪柳 挿し木の仕方 取る部分

(あまり先端のやわらかい部分を使わず、写真のように
やや太目になっている部分を)

雪柳の挿し木を取る部分は
2~3月は勢いよく伸びた前年枝を採取。
6~8月新しく伸びた新梢をを採取する。
どちらも用土に近い幼若性が高いものがつきやすい。

 

剪定の時に挿し木を行うと、剪定したものをすべて使う。

 

刈り取った雪柳を剪定バサミで8㎝~10cm程度に切り分ける。
葉を1~2枚程度残るようにして、用土に挿す部分下葉を
切り取る。

 

葉を半分程度に切る。大きいものはかなり小さくする。
水分蒸発を防ぐため。

 

ナイフで切り口斜めに45度カットして、切り口の先端を少しだけ切る。

 

1~2時間ほど穂木の切り口を下にして半分ほど水につけこむ。

 

赤玉土小粒や鹿沼土小粒の新品の用土に挿す。
通常の観葉植物用の用土は使用しない
保水しすぎて、発根前に穂木が腐る場合あり。

 

 

鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと挿し木が
付きやすくなります。

 

雪柳 育て方 挿し木

雪柳の花

 

雪柳を挿し木したものの管理する場所は半日陰で
風当りのない所。

これは穂木をぐらつかせない、および
水分の蒸発を防ぐため。

 

乾燥を防止するために6~8月は十分な潅水
や葉水を行う。

挿し木したものを動かさないように上から
水を垂れ流さないように、用土付近へと
ゆるやかに水を流し込む。

 

穂木の近くに穴をあけて確認することや
穂木を軽くひっぱることで発根を確認する。
発根すると穂木はやや抜けづらくなる

6~8月に挿しを行うと挿し木後
12週間程度で発根するのをみられる。

 

充実した根ががよく育つまで、2週間ごとに液体肥料を使用。
植え替えは9月以降か、根の張り具合によっては
翌年の春ごろに行う。

 

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