植物名ウンベラータ
適した日当たり日なたが好ましい植物 遮光率0%~15%
適した温度越冬させるためには、5~10度の気温が必要な植物
適した水やり一般的な観葉植物の種類と同じ程度の水やりでよい植物
学名Ficus umbellata.
属名フィカス属
原生地アフリカ
幹、茎の形状地植えにすれば高さ5mぐらい成長
葉の形状円形、薄くて柔らかい
種、果実、花
類似
殖やし方挿し木

ウンベラータ

ウンベラータFicus umbellata.)は一般的に人気の観葉植物。
育て方もやさしく冬も室内にいれて管理すると樹形はそれほど悪くならない。


幹は下のほうは比較的真っ直ぐに成長し、ある程度の高さ
になると、枝の分岐を繰り返し成長する。
地植えにすれば5mぐらいまで成長する。

1, ウンベラータの特徴

 他の観葉植物と比較して、葉が全て枯れ落ちても夏場の成長期に
再生しやすい植物。

1) 冬にあまり日にあてないとしだいに葉が黄色になり落ちていく。
ウンベラータはやや日照時間が多く必要な性質があるため、冬にあまり日にあてないと
しだいに葉が黄色になり落ちていく。
害虫や、根ぐされを起こしても同じように葉が落ちる。

2) 葉が全て落ちても、幹や枝は枯れない。
葉が全て落葉したとしても、根が枯死していない場合
苗木のすべてが枯れるわけではなく、成長期になると新葉を出す。

例えると落葉樹のようなもの。
ただ、葉がすべて落ちたとしても根に水分は必ず必要なので
通常に育てるのと同じように水遣りを行う。

3) 乳液がでるので、害虫に幹の部分まで侵食される事が少ない。
葉は非常に柔らかく、丸い、葉や茎に乳管がありちぎると断面から
白く粘ついた乳液がでる。
乳液は昆虫の食害から植物を守る、被食防御の役割を持つ。
主にクワ科の植物がこの乳液がでるものが多い。

 

1)や、害虫などで、葉が全てかれたとしても、2), 3) の理由で
苗木全体が枯死するわけではなく、成長期に再生しやすい。

2, ウンベラータの特徴、挿し木が成功しやすい


1)切断面が乳液で保護される。
切断面が乳液で塞がれることにより病害の侵入を防ぎ
水分の蒸散量を抑える。
他に良く出回っているクワ科の苗木として、イチジクも同様に乳液が出て
挿し木が非常に成功しやすい。

2)成長期、根の成長は早い。
よく流通している観葉植物の中では根の成長がかなり早い部類にあたる。
7、8月などの成長が旺盛な時期、日のあまり当たらない
常時湿ったコンクリートの上で育てていると
数週間見ない間に、 鉢底から赤い糸状の根が
一面を覆うようにして張ったりしている事もあった。

3)他の植物に比べ発根するまでの期間が短い。
7、8月などの成長が旺盛な時期に、挿し木をした時
ウンベラータの場合早くて数週間で発根し新芽がでるので
挿し木がついたかどうか判りやすい。

通常の樹木であれば数週間で新芽が成長する場合は、穂木に溜まった養分だけで
成長が行われ根が出ないよろしくないパターンだがウンベラータはほとんど
そういうことがなく普通に根がでて成長する。

 

1), 2) ,3)の理由により挿し木で発根させやすい。
まだ一度も挿し木を行った事の無い人で、試しに挿し木を行う植物としては
非常に参考になるとおもわれる。
挿し木に時間がかかる植物であれば、挿し木をしてから3ヵ月~半年ほど
発根する時間がかかるので、それまでの管理で失敗することも多いが
成長期であればウンベラータの場合早くて数週間で発根するので判りやすい。

3,ウンベラータの育て方


春季(3月後半~5月)夏季(6月~9月前半) 成長期
  • 置き場: 室内の日当たりの良い暖かい所
  • 水やり: 3月~4月は少なめ
  • 肥料 : 5月後半~9月まで、2ヶ月に一度
  • 置き場: 戸外の日当たりの良い場所。
  • 水やり: 多め,3日に一度(毎日でもいい)
  • 肥料 : 与える(多め)
秋季(9月後半~11月前半)冬季(11月後半~3月前半)
  • 置き場: 10月までに室内にいれる
  • 水やり: 少なめ
  • 肥料 : 与えない
  • 置き場: 室内の日当たりの良い暖かい所
  • 水やり: 少なめ。2週間に一度
  • 肥料 : 与えない

  • ※ 水やり、肥料についての項目は「分量」ではなく「頻度」なので注意。
  • 水やりの給水量ほとんどの観葉植物に共通で、行う時は年を通して鉢底から流れ出る
    ほどにたっぷりと与える。
  • 肥料は主に規定量に従い肥料を与える。 詳しくは肥料の与え方

 

1) ウンベラータの育て方 春季

  • 冬に葉が黄色になり、全部葉が落ちてしまったものも水やりは続けて行う

  • 気温が上がって、新葉が成長し始めたら肥料を行っても良い。

  • 根がはっている場合は5月後半頃~9月の間に植え替えを行う。
    根の張りを鉢に割り箸などを刺して確認、根がはっている場合は植え替えを行う。
    鉢底から根が飛び出している場合は、必ず植え替えする。

2) ウンベラータの育て方 夏季

  • 葉が全部落葉した株も、根が枯れていなければ梅雨期あたりには新葉を出す

  • 気温が25℃に近づく前に、余分な枝を剪定する、必要であれば挿し木を行う。

  • この時期に葉が黄色になったら、害虫や根ぐされの可能性が高い。

  • 室内で育てている際は、冷房の風に当てない

  • 7、8、9月あたりは、盛んに成長するので水やり、肥料の頻度を多めにする。
    戸外などで確りと日光に当てて育てた場合。
    葉に鼻を近づけてみると柏餅のようないい香りがする。

3) ウンベラータの育て方 秋季

  • 冬に近づくにつれて成長が鈍るので、水やり、肥料の回数は控えめに。

  • 冬室内で管理する場合は、気温が低下するまえに室内に取り込む。

4) ウンベラータの育て方 冬季

  • 部分的に葉が黄色になっても、その黄色くなった部分のみをカットする。

  • 葉が黄色になってすべて落ちても問題はないのでそのままきっちりと水をやり管理する。

  • 室内の空気湿度を保つ、霧吹きで葉水する、暖房の風には当てない

  • 温暖な地域以外、冬は戸外だとすべて葉が落ちる。

4, ウンベラータの害虫対策

1)害虫予防
害虫が付くと、葉が黄色になって落ちる。
つくまえに予防するか、葉が落ちる前に、害虫は駆除したほうが良い
冬場、乾燥するとつきやすいので空気湿度を保ち、葉に霧吹きをする。
予防として安全につかえるのが、木酢液や竹酢液。

2)カイガラムシ
カイガラムシは動きも遅く繁殖力もそれほどないので
念入りに取り除いて、水で洗い流していると駆除できる。
カイガラムシは取り除きづらい隙間などに潜む性質があるが
ウンベラータは比較的、細かい隙間などがない植物なので
全てのカイガラムシを取り除きやすい。
新しい観葉植物を購入したときなどについている、カイガラムシをうつされやすい。

すべて駆除したと思っても卵が残っている可能性があるので
何度か処理する必要がある。
面倒くさいと思う人は専用の駆除剤を使う。


3)ハダニ
ハダニは赤く蜘蛛の巣のようなものを張る、繁殖し始めると脅威
何度でも、卵から新しいハダニが生まれるので
卵まで殺せる専用の殺虫剤でない完全駆除するのは難しい
最後の手段は葉をすべて切り落とす。

5, ウンベラータの増やし方

 2,ウンベラータの特徴、挿し木が成功しやすい 、でも述べたように挿し木は非常につきやすい。
取り木でも増やす事が可能、しかし挿し木よりもかなり手間がかかるので
挿し木で増やすのが一般的。
適季は梅雨期、枝先ではなく、木のように固くなっている部分から切り取る。
ウンベラータの葉 写真画像
By: Hajime NAKANO

上の写真であれば、葉と同じような緑色の枝の部分よりも下の方までを切断して穂木として使う。
挿し木の穂木は数センチが一般的であるが、ウンベラータの場合大胆に長くとっても発根する。
写真のものであれば、枝分かれしている所までとっても発根する。

冬は地熱が25℃から遠くなり、ほとんど発根しないので、冬には挿し木しない。 
詳しくは挿し木のページ



 

ウンベラータ 販売、価格

 

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