黒ニンニク 保存方法
栄養価の高い黒ニンニク、そこまで一度に多く食べると
いうこともなく、あまってしまった際に
どのようにして保存させるなどが気になると思います。
生ニンニクであれば置き場所によっては芽など
も出てきますので、そろそろ早めに使う、もしくは
保存加工する必要があるななどと分かりますが
黒ニンニクの場合それらの目印となるものがないので
保存の判りづらいですね。
黒ニンニクは、普通のニンニクを発酵熟成させたものです。
温度は高温60℃~90℃、湿度は80%~90%で
一定期間発酵させたものが黒ニンニクとなります。
生ニンニクと比較すると黒ニンニクはアリシンの
含有量が少ないために、甘みのあるような味になるようです。
アリシンとは補足してどのようなものというのかを
少し書いておきますと。
- アリイン すり下ろしたりした時、アリナーゼにより悪臭を発する。
- アリナーゼ 細胞が破壊されると、アリナーゼにより、アリシンなどの物質が生成される。
加熱すると働きが弱くなり匂いが薄くなる。 - アリシン アリインがアリナーゼの作用によって生成される化合物。抗菌力を持つ。
黒ニンニクの場合は熟成加熱しているのでアリナーゼの働きが弱くなり
アリシンの含有量が少なくなるようです。
黒ニンニクは生のものを発酵熟成させたニンニクです、足がそこまで
速いというわけではないですが、保存方法や保存期間について
知っておくと安心して置いておけますね。
黒ニンニクの常温保存
常温での保存場所
黒ニンニクを常温保存させる場合は、保管場所も
重要な要素の一つです。
以下のポイントを満たしている場所が保存場所に適しています。
- 風通しのいい場所
- 直射日光の当たらない
- 温度変化の少ない
- 湿度の低い
簡単にポイントを表すと、直射日光があたらずにカビが発生
しずらいような場所ということです。
よく野菜などを乾燥して、おく場所に
使われる所がおすすめです。
生ニンニクを保存させる場合もこのような
場所で保管しておくと長期保存することもできます。
常温の保存期間
常温での黒ニンニクの保存期間は、バラバラにしていないままのものは
常温で保存した場合でも上記したような乾燥している場所であれば
半年近くの間は問題なく保存しておけます。
梅雨などで雨の多い期間などであれば、場所によっては
そこまで長期保存しづらい場合はあります。
常温の保存方法
常温保存する場合は、湿気が敵となります。
そのままで置いておくよりも、新聞紙など湿気を吸収するもの
に黒ニンニクをくるんで
湿気を吸わせると、痛みを防ぎ長期間保存に繋がります。
黒ニンニクの冷蔵保存
常温保存するのが不安な方や、適切な保存場所がない
ような人は冷蔵庫の中での冷蔵保存もおすすめです。
梅雨などで雨の多い期間に、安全に保管する
場合もこちらがおすすめできます。
冷蔵の保存期間
バラバラにしていない黒ニンニクを紙などにくるんで
冷蔵庫に入れて冷蔵保存しておけば
約1年間ほどは保管することができます
バラバラにしたものでも、密閉できる容器にいれていれば
約3カ月間ほどは保管することができます。
冷蔵の保存方法
バラバラにしていないものは常温保存と同じように
新聞紙など湿気を吸収するものに
黒ニンニクをくるんで
バラバラにしたものは密閉できる容器やジップロック(袋でない)ものに
入れて冷蔵保存。
黒ニンニクの冷凍保存
冷凍保存できる食品を長期保存するには冷凍が
一番安全に保管できます。
バラバラにしたものは皮をむいたままでも保存できます
しかし、水分がやや薄れ触感や味など常温保存と異なるので、お好みで冷凍保存
するといいでしょう。
冷凍の保存期間
まるごと1個のものでは約1年以上保存可能
バラバラにしている黒ニンニクでも約半年ほどは
保存できます。
冷凍の保存方法
まるごと1個のものであれば密閉した容器に入れて保存もできますが、バラバラに
したものであれば黒ニンニクがこびりついて
取れづらいということもあります。
おすすめできるのは
ビニール袋などのジップロックの袋版に入れて保存
するということ、こうするとバラバラにしたものでも
簡単にきれいに一個づつ取れます。
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